分離したクリームのバター作り以外の救済方法とは?
生クリームをホイップしていて思わず分離させてしまった経験はありませんか?
せっかくホイップするために買ったのに…と残念だと思いますが下の記事にあるような救済法でもダメだった場合、使用用途がバター作りのみだとちょっと困りますよね。
砂糖が入っていて甘いですし料理にもちょっと…という方に向けて救済方法としていくつかお菓子のレシピをご紹介します!
もちろん分離していない生クリームでも同じ工程で作れますよ。笑
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前提として、砂糖のみを入れた生クリームを分離(水分とバターの小さな固まりに分かれたもの)でも使用してできるように設計しています。
分離している性質上、溶かしたうえで何かと混ぜる工程を経ることによって同様の使い方が出来るようにしたものです。
簡単な順(工程が少ない順に並べてありますので、分離してしまった際の気力に合わせて参考にしてみてください笑)
今回私はこの状態の生クリームを使用して作りました。

分離寸前状態のものを使っていますが、完全に水分が出ていても問題ありません。
その1:ガトーショコラ風マフィン
100均などお好きなマフィン型を使ってください
・生クリーム(分離したもの) 200ml
・チョコレート150g
・卵 3個
・砂糖70g ※ホイップ時に入れた砂糖を減らす
(例:15gホイップ時に入れた場合は残りの55gを加える)
・ココア30g
・薄力粉100g
①:ボウルに生クリームを入れ、お湯で湯せんして脂肪分を溶かしてから、チョコレートを加えて均一に溶けるまで混ぜる。
②:別のボウルに卵と砂糖を入れ、白っぽくなるまで混ぜる。
③:①のチョコに②の卵を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
④:③にココアと薄力粉をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
⑤:マフィンの型に入れ、170℃に予熱したオーブンで30分焼く。
⑥:串を刺して生地がついてこなければ完成。まだ生焼けの場合は追加で焼いてください。 ポイント
・①で溶かすときにレンジでも可能です。生クリームをレンジで加熱(600wで50秒程)し、チョコレートを加えて下さい。
溶け切らない場合は少しずつ様子を見ながら追加加熱し、こまめに混ぜて下さい。
・少し膨らむので生地を入れる際はカップの8分目くらいまでにしてください。
その2:テリーヌショコラ

18cm×9cm×6cmのパウンド型
・生クリーム(分離したもの) 200ml
・ビターチョコレート200g
・砂糖 45g ※ホイップ時に入れた砂糖を減らす
(例:15gホイップ時に入れた場合は残りの30gを加える)
・ハチミツ 大さじ1
・卵 2個
・ココア 適量
①:クリームを鍋で周りがフツフツとするまで温め、固まった脂肪分が溶けたら火を止める。
②:①に刻んだチョコレートを加えて1分置き、チョコが溶け始めたら均一になるまで混ぜ合わせる。
③:別のボウルに卵、砂糖、はちみつを加えて混ぜ、②と合わせて混ぜます。
④:クッキングシートを敷いたパウンド型に流し入れ、お湯をはったバット(天板)の上に置き160℃で40分蒸し焼きにします。
⑤:パウンド型をゆすって全体的にフルフルしているくらいでOKです。
⑥:粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、仕上げにココアパウダーを振って完成です。 ポイント
・ミルクチョコなど甘めのチョコを使う場合は砂糖を減らすなどして調整してください。
・③の卵は使用する前に常温に置いてください。温度をできるだけ合わせないと分離する原因となります。
・焼き上がりはゆるくて心配になりますが冷やすと固まるので、型ごと冷やして固まったら切り分けましょう。切るときは包丁を少し温めると切りやすいです。
その3:フロランタン

15cm×15cm程度の大きさ
【土台部分】
・バター 50g
・小麦粉 100g
・アーモンドプードル 20g
・砂糖 40g
・卵 1個
【フィリング】
・生クリーム(分離したもの) 200ml
・砂糖 30g ※ホイップ時に入れた砂糖を減らす
(例:15gホイップ時に入れた場合は残りの15g加える)
・はちみつ 50g
・お好みのナッツ 100g
事前にトースターやフライパンで軽く焼いておくとより風味が増します。
土台部分
①:柔らかくしたバターに砂糖を加え白っぽくなるまで混ぜる。
②:卵を少量ずつ加えて混ぜ合わせる。
③:小麦粉とアーモンドプードルをふるい入れ、切り混ぜるようにしてひとまとめにする。
④:ラップで包み、冷蔵庫内で生地を1時間ほど休ませる。
⑤:5㎜くらいの厚さに延ばす。(サイズはお持ちの天板や型に合わせて下さい。)
⑥:170℃に予熱したオーブンで15分焼く。その間にフィリングを作る。 フィリング
①:アーモンド以外の材料を全て鍋に入れ、すくい上げた時にトロトロゆっくり落ちるくらいの粘度まで中火で煮詰める。
②:アーモンドスライスを加えてさらに煮詰めます。下の写真くらいまでが目安です。

③:土台部分が焼きあがったら、熱い状態のフィリングを均一に乗せます。
④:再度170℃のオーブンで10分間焼いて完成です。表面がまだ固まっていない場合は様子を見ながら再加熱してください。
⑤:お好みの大きさにカットして完成!
ポイント
・砂糖はホイップに入れた時の量を引かないと少し甘めになってしまいます。
・普通だとフィリングはバター+生クリームで作りますが、全量生クリームで油分を補うように計算しているので、どうしても普通のレシピよりも長く煮詰めて水分を飛ばす必要があります。
使用するクリームの脂肪分はどれでも大きな差はありませんが、脂肪分が低いほど煮詰める時間は長くなります。
・カットする際にフィリングを下にして、クッキー生地の方からカットすると土台が割れずにきれいに切れます。
まとめ
基本的に溶かして混ぜるというレシピへの活用ですが、分離した状態だと、油分と水分のバランスが崩れている為、半量使用するというのが難しいと思います。
砂糖が入った状態のクリームを全量使用でき、かつ何かと混ぜて乳化状態を作り出せるというレシピはなかなかないですよね。
また今後、分離クリームの救済レシピとして使えそうなものがあれば書いていきます。
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