粗熱を取るときにケーキクーラーって必要?その意味と代用について

皆さんは焼き菓子やケーキを焼いた後にどうやって冷ましていますか?よくレシピにはケーキクーラーで粗熱を取ると書かれているかと思います。

あまりお菓子を作らない家庭によっては置いていないでしょうし、そもそもケーキクーラーに乗せる意味ってあるの?と思われる方もいるかもしれませんね。

今回はケーキクーラーの意味とない場合の代用などについて書いていきます。

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ケーキクーラーに乗せる意味

蒸れないようにする

焼き菓子にしてもケーキにしても水分を含んでいる生地が多いです。その為、焼きたてだと湯気のような形で水分が蒸発します。

ケーキクーラーがある場合の蒸気の逃げ方

もし浮かせずに置いた場合、蒸気が接地面のところで結露のようになり、ふやけてしまったり、べちゃっとしてしまう可能性があります。

ケーキクーラーがない場合の蒸気の逃げ方

最短の時間で冷ます

また、ケーキクーラーの場合、上下に風が通る為、早く冷ますことができるメリットがあります。

もし高温の状態を保ちすぎると、余計なな水分まで蒸発したり、余熱で火が入りすぎることでパサパサな仕上がりになってしまう事も…。

つまり、粗熱の取ることは焼きあがったおまけ作業ではなく、お菓子の仕上がりにも影響する重要な作業なのです。

ケーキクーラーがない場合は?

ここまでケーキクーラーの役割についてお話ししましたが、家にない場合はどうしたらいいのでしょうか?

これについてはお菓子に含まれる水分量などによって異なるのですがいくつか代用案を紹介します。

クッキングシート

クッキー生地は比較的含まれている水分量が少なく、ケーキなどと比べて体積が小さいのが特徴です。(※あくまで一般的な配合のクッキーに関してです)

その為、含んでいる水分や冷めるまでの時間が少ないため、キッチンペーパーの上にオーブンシート(クッキングシート)を重ねておく方法があります。

クッキングシートで代用する方法

金網

こちらは水分量や体積の多いケーキなどでも代用として用いることが出来ます。

特にセリアでは脚付きの金網が売っていたので、買いに行ける時間がある方はこれで代用するのがおすすめです。

ただ、金網なので少し波がついています。お菓子の底に少し模様のようなものがつく可能性があるので、見える面はつけない方がいいと思います。

もし足のついていない金網しかなくても、したにコップなどを置くことで浮かすことができるので、脚付きではないけど金網がある!という方はこちらで代用してみてください。

おすすめのケーキクーラー

ここからは私も持っているおすすめのケーキクーラーをご紹介します。

安いのに使い勝手がいいものも結構あるのでいろいろ見て参考にしてください。

こちらはcottaのケーキクーラー。結構有名なのでこれを使っている方も多いのでは?
ただ、少し小さめなので大量に焼き菓子を作る方は2つくらい必要になるかもしれません。

こちらはサイズが270×285となっており少し大きめで使い勝手がいいです。ただ、高さが2cmなので少し低めかなという印象。

高さが低いので収納場所に困らないけど冷めるのは少し遅いかな?という程度なので収納性か機能性かで選ぶのもいいかもしれません。

こちらは円形タイプのケーキクーラー。直径25センチで使いやすく、折りたためるので収納しやすい部分もポイント。

私個人的には焼き菓子を良く作るのですが、そういう方は円形よりは長方形の方が使いやすいかなと思います。

この辺は好みの問題ですね。

私が最もおすすめなのはこちら。

サイズが40×25と大きく、価格もこのサイズにしてはお手頃です。
また、表面がコーティングされているので、生地がくっつかず、お手入れしやすいのも気に入っています。

ものによっては生地がくっついたり、さびてしまったりというものもあるので、材質などもチェックすることをおすすめします。

まとめ

ケーキクーラーは蒸れてべちゃっとなることや素早く冷やして余計な水分を飛ばさないという役割がある。
お菓子に含まれる水分量や体積によっては使わなくてもいいが、基本的には代用でもいいので使用することをおすすめ。

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